大切なものを、
心で見つめる目をもちたい
「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。
見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」
本校創基以来、絶えることなく続いていること。それは神への感謝と祈りを捧げる礼拝です。すがすがしい朝のひととき、講堂のすりガラスから静かに降りそそぐ陽光のなかで聖書の言葉を学びます。
厳粛なパイプオルガンの音色が流れ、心を豊かにする讃美歌を歌い、自分を振り返りながら、かけがえのない人生の大切なテーマについて考える機会をもちます。
そして見えるものだけでなく、見えないものを見ようとする心を養います。また女性として、人間として、単に知識の集積を誇るのではなく、身につけた知識がどんな役に立つのか、何のために使うべきかをキリスト教教育を通じて見つけてほしいと願っています。
感謝と讃美を持って
静かな祈りの時が流れます。
始める一日。-
礼拝
毎朝の礼拝で感謝と讃美の祈りを持って一日を始めます。毎週水曜日には、生徒だけで守られる「生徒礼拝」、中学生は月に一度その月の誕生者を祝う「誕生者礼拝」が行われています。
礼拝、感謝と讃美を持って始める一日
遺愛は、メソジスト派のプロテスタント教主義学校です。 毎朝、必ず感謝と讃美の祈りを持って一日を始めます。
毎週水曜日には、生徒だけで守られる「生徒礼拝」、中学生は月に一度その月の誕生者を祝う「誕生者礼拝」が行われています。
正門を進むと右手に講堂が見えてきます。ここで、毎朝、パイプオルガンの音色とともに礼拝が行われています。讃美歌を歌い、聖書を読み、お祈りをします。入学当初、慣れない讃美歌と聖書にとまどう生徒もいますが、だんだん続けていくうちに、讃美歌もたくさん歌えるようになり、静かに祈るひとときが大切な時間へと変化します。
講堂の磨りガラスから静かに降り注ぐ陽光と厳粛なパイプオルガンの音色の中で、見えるものだけでなく、見えないものに目を注ぐ心を養います。また、女性として、人間として、単に知識の集積を誇るのではなく、身につけた知識がどんな役に立つのか、何のために使うべきかを聖書を通じてみつけてほしいと願っています。
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遺愛のクリスマス
メソジスト系プロテスタント主義の遺愛では、クリスマスを盛大にお祝いします。校内には4本のクリスマスツリーを飾り、正門横の杉の木はイルミネーションでライトアップされます。そのための準備や行事もたくさんあります。
遺愛のクリスマス
メソジスト系プロテスタント主義の遺愛では、クリスマスを盛大にお祝いします。そのための準備や行事もたくさんあります。それらの一部を紹介します。
アドベント
12月にはいると、クリスマスを待つという意味のアドベントという期間に入ります。クリスマスまでに少しずつ絵を完成させていくアドベントカレンダーがYWCAによって貼られ、一週間に一本づつ火を灯すアドベントキャンドルが登場します。
ツリーとリース
校内に5本のクリスマスツリーが飾られます。正門横の杉の木にはイルミネーションも飾られます。また、校内全てのドアにクリスマスリースが飾られます。これは全て生徒の手作りです。杉の枝を針金とリボンを使って器用に輪にし、校庭で拾った松ぼっくり等で飾ります。
キャロリング
函館市内の色々な施設を廻り、クリスマスキャロルを歌い歩きます。近隣の大きな病院や幼稚園、施設などを訪れます。クリスマスキャロルには、讃美歌だけでなく、有名な曲もあるので、市民のみなさんと一緒に歌い、クリスマスの喜びを分かち合うことができます。
クリスマスのゆうべ
夕方、遺愛学院講堂で市民の方々とともにクリスマスを祝うものです。礼拝を守り、その後、遺愛にかかわる生徒・園児による歌や演奏などでクリスマスを讃美します。プログラムは毎年変化しますが、その年によって皆様に楽しんでいただけるものをご用意しています。
クリスマス礼拝
全校生徒がクリスマスを讃美する行事。キャンドルサービスや全校生徒で歌う「ハレルヤコーラス」は伝統。1年生はメゾソプラノ、2年生はアルト、3年生はソプラノを歌います。当日、すばらしいハーモニーを作るために、クリスマス礼拝が近づくと礼拝後に練習が行われます。
中高共通の取り組み
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講習体制
希望進路実現のためにより深く学びたい生徒に向けて、集中講習・通年講習を実施しています。難関大リスニング対策講座や医療ゼミ、看護英数国など多様な講座を開講中です。また、春夏冬の休業中にも1年生から講習を行っています。(中学生は長期休み期間中のみ)
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さくらノート(学習記録)
目標→実行→反省のサイクルを身につけることは、大学受験だけでなく社会人になってからも、自己実現のために大切な習慣です。「さくらノート」では、週の目標→各教科の勉強時間を記録→1週間を振り返り次週の目標へ、というサイクルで自律した学習習慣を確立できます。(中学生は「オレンジノート」)
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朝読書
朝の着席のチャイムと共に10分間の朝読書を行います。毎朝、落ちついて本を読む事で1日がスムーズに始められます。朝読書だけで年間平均7~10冊程度の本が読めるため、知識や教養の幅が広がり、テストの問題文が読みやすくなった、読むスピードが速くなった、小論や作文が書けるようになったという声が聞かれます。
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ICT設備の導入
一人一人が使えるタブレットを授業やホームルームで使用します。Classiというシステムで学習動画を見たりポートフォリオをつけたりと、自分の学習を振り返ることができ、これからの受験に必要な力を伸ばしていけるよう様々な形で利用しています。また全クラスに大型電子黒板を配備し、視聴覚授業を実施しています。
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学習室
家では誘惑がたくさんあってなかなか勉強に集中できない・・・。遺愛では、図書室や進路指導室などを放課後だけでなく休日も学習室として開放しています。一人では頑張れなくても、友達とだったら頑張れる気がしませんか?
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先輩アドバイス
遺愛を卒業した大学生や社会人を呼んで、自分が高校生だった時の話や大学で勉強している内容、仕事の紹介など将来に繋がる話をしてもらう機会を設けています。生徒が自分の未来や目標を考えるよい刺激になっており、生徒たちからも好評な行事の一つです。
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海外研修制度
2018年度から日本初となるクルーズ船による海外研修を行っています。日本を出発してシドニーからクルーズ船に乗り、船内では英会話の授業やグループワーク、職業体験、プレゼンテーションなどの様々なプログラムを企画しています。(中学は3年生が対象)(現在調整中)
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部活や行事の充実
部活動では多くの部活が全道大会に進出しています。また、行事では学校祭、合唱コンクール、体育祭など生徒が主体で行う活動も多く、生徒が活躍する機会がたくさん用意されています。社会性や協調性など、これからの社会で必要とされる力を養うことができます。
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冷暖房完備
遺愛では各HRに冷暖房が完備されています。気温に左右されず、快適な環境で1年中授業を受けられるので、集中して学習に取り組めます。
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スクールバス
七飯町、北斗市方面に、全員が座席に座って登下校できるスクールバスが運行しています。下校は複数便あり部活動のあとでも安心です。冬場だけ利用することもできます。(函館方面は中学生のみ)