遺愛ニュース
IAI News
IAI NEWS
遺愛学院創基150周年記念事業『HOEPFNER PIANO』修復記念コンサート
遺愛学院創基150周年記念事業の一つとして、ドイツのHOEPFNER社によるピアノが修復されました。
このピアノは、1927年の創立45周年の際に在校生の父母の寄付によって本館講堂に設置されるために購入されたもので、待望のグランドピアノとして大切に使われてきましたが、長い年月の中で使用が難しくなっていました。
しかしながら、この度、小川ピアノ工房の小川進氏によって修復され、当時のドイツの温かく豊かな美しい響きを奏でる楽器として復活しましたので、これを記念してお披露目コンサートを行います。
このピアノは1938年に三浦環氏が遺愛学院講堂において公演した経緯もあり、三浦環氏の代名詞とも言えるオペラ《蝶々夫人》など、没後100周年のプッチーニ作曲の作品をオール・プッチーニ・プログラムとしてお届けし、このピアノの函館における歴史的価値を皆様と共有したいと存じます。