9月20日（金）高校1年生を対象に、遺愛アリーナにて函館市企画部計画推進室計画調整課の細越大毅主任主事をお招きし、SDGs講演会が行われました。

今回の講演では、函館市のまちづくりやSDGsに関連する市の取り組みと課題について、廃棄物、ジェンダー、福祉、国土強靭化（レジリエンス）、脱炭素などをテーマに詳しくお話しいただきました。
講演の中で、函館市の高齢化率が37.2%で全国平均を上回っていることや、ゴミの量が全国平均より多いことが指摘されました。また、農作物や漁獲物が温暖化の影響を受けていることや、観光と漁業が主産業である中で、オーバーツーリズムの問題にも直面していることが取り上げられました。
さらに、グリーンカーボンやブルーカーボンの取り組みを通じて、環境問題への対応が進められていることも学びました。

特に、市内10箇所に設置されている地域包括支援センターについては、高齢者だけでなく、複雑化・複合化した問題を抱える人々や、経済的に困窮している人々に対しても、世代や分野を問わずサポートを行う体制が整っていることが強調されました。

また、高校生でも参加できる函館市内のボランティア活動についても紹介され、学生にとって学びの多い講演会となりました。