高円宮杯全日本中学校英語弁論大会を主催している学生団体『日本学生協会基金（JNSA基金）』（以下JN)による『英語キャンペーン』が、7月31日～8月2日 遺愛女子中学校で行われ、中学生の希望者５３名が参加しました。

高円宮杯全日本中学校英語弁論大会には毎年出場しており、東京大会に出場した際は本校生徒がJNのメンバーにはお世話になっています。（上位入賞も果たしておりました）

『英語キャンペーン』はJNの活動のひとつで、「英語の楽しさを感じてもらう」ことを目的に毎年全国の小中学校から2校、抽出して開催されています。

今年度は遺愛女子中学校が選ばれ、実施にいたりました。

当日は、JNのメンバーが様々なアクティビティーを実施してくれました。
『レストランではどのように注文したらよいか』『映画館では何と言ったらにチケットを購入できるか』『友達とはぐれた時は友達の特徴をどんな風に説明したらいいか』など、JNのメンバーが考えたストーリー仕立ての中で、 いろんなフレーズを紹介してくれました。
また、ストーリーの中には、チームで相談しながら与えられた犯人を特定したり、迷子の友達がどこにいるかを推理したりと、ミッションを達成していく場面もあり、生徒たちは友達と協力しながらとても楽しそうに考えていました。

中学生に『英語を好きになるきっかけ』を届けたい、というＪＮメンバーの情熱が、３日間を通して十分に伝わってきました。

休憩時間にもJNメンバーと積極的に話す中学生が多く、終了後のアンケートには『明日から会えないのがすごく寂しいです』『もっと英語を話してみたいと思ったし、高円宮杯にも出てみたいと思った』『ただ英語を学べただけでなく、生きていく上で必要な力とか大事にしたいこととかも学ぶことができてよかったです。』『私の中の英語に対する苦手意識が薄れた』『楽しく英語を学ぶことができた』などのコメントであふれていました。

また、JNのメンバーは２泊３日を中学生の各ご家庭に滞在し、生徒やそのご家族とお互いにさらなる親睦を深める機会となりました。

さらに、今回のイングリッシュキャンペーンには、延べ『21名の遺愛中出身の高校生』がボランティアとして参加してくれました。中学生とともにアクティビティに参加したり、プログラムを企画したりと、この３日間を縁の下の力持ちとして大いに盛り立ててくれました。
こうした先輩の姿からも、中学生のみなさんは学ぶものが大きかったのではないかと思います。

中学生に対して、友達、英語、先輩、大学生、たくさんのつながりという大変貴重な機会を与えてくださったJNの皆様、そして、ホームステイ等ご協力賜りましたご家庭のみなさまに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。