遺愛ニュース
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遺愛女子中学校『謎解きイベント』&『体育祭』が開催されました!
10月3日(土)『謎解きイベント』&『体育祭』が実施されました。
中学1~3年生を縦割り班で作り、謎解きと体育祭の両イベントで獲得したポイントを合計して順位を決めます。
まずは、中学生徒会が企画した謎解きイベントです。班をさらに5~6人の小グループに分けます。そのグループごとに生徒会の生徒が用意した謎を解きます。謎を解くと、次の行き先がわかり、そこでもまた謎が…。謎を5つ解くとゴールにたどり着けるというものです。学校中のあらゆるところに謎が仕掛けられており、生徒たちは頭を使ったり、次の場所まで高速で移動したり。まさに『遺愛中学校リアル謎解きゲーム』、大いに盛り上がりました!
ちなみに、教員の私もあるグループの謎を見せてもらい、一緒に考えましたがなかなか難しい…。最終的には生徒会の生徒からヒントをもらうという悔しい展開になってしまいました。
それにしても、グループごとにすべて違う謎になるようたくさんの謎(120個です!)を準備し、当日の運営をほぼ教師の手を借りず行った遺愛の生徒会役員さんたち。その素晴らしい実行力と、こんなときこそみんなに楽しんでもらいたいという思いが詰まった素晴らしいイベントとなりました。
続いて『体育祭』です。今年度の体育祭は全員での大縄跳びや綱引きなど距離が取れない競技をなくし、できるだけ安全・安心できる競技を考えて行いました。
まずは『障害物競争』です。バスケットボールなどを腰のまわりで3回まわした後、卓球のラケットに発泡スチロールの玉をのせてゴールまで運びます。玉についているイラストによって、さらにボーナスポイントももらえます。
次の競技は『シャトルキャッチ』です。ギャラリーの上からバトミントンのシャトルを落とし、下にいる人がバインダーや腰につけたプラスチックのお椀などで受け取る競技です。受け取ったあとカゴに入れるときも手を使えないので、カゴまで運ぶ途中で落としたり、カゴに入れるときに落としたりと、なかなか難しい競技となりました。
次は『バスケリレー』です。ドリブルでボールを運び、ゴールを決めたら次の人へボールを渡します。ただし、3回シュートして入らなかったら次の人へ。やはり、1回でシュートを決められた人の多いチームは速かったですね。
最後の競技は『SD玉入れ』です。SDとはソーシャルディスタンスのことで、普通の玉入れよりも人数を制限し、なおかつ、カゴから離れた位置から玉を投げるという形をとります。いつもよりも遠い位置から投げる玉は思ったようには入りません。下から投げたり、1個ずつ投げたり、各グループいろいろな作戦でSD玉入れを行っていました。
全ての競技を終え、いよいよ結果発表です。
今回は「おさるのジョージの黄色いおじさん」チームが1位となり、生徒会で作った素敵な『宝箱』が贈呈されました。まさか自分たちが1位とは思っていなかったようで、うれしいよりも「驚いた」という表情だったのが印象的でした。
中学3年生にとっては、夏休み前にほとんどの行事ができなかった分、今回の体育祭は特に大切な思い出になったことと思います。